高音が綺麗に出るようになりました♪
自宅レッスンに通ってくれている生徒さん。
セミプロ・シンガーとして頑張っていて、とても熱心に学んでくれるので
レッスンの成果もシッカリと出て、声がかなり変わりました♪
「こないだの自分のステージのDVDを見たら、前はカスカスだった高音が綺麗に出ていて感動しました」
という喜びの声を頂きました
そして
「でも、、、綺麗なんだけど、何だか物足りない感じなんです、、」
という相談も受けました。
そう、これから彼女に必要なのは声を強くしていくこと。
発声練習では気をつけていても、歌を歌いだすと「深めの響き」がなくなってしまうので
それを直していかないと「浅い歌声」になってしまいます。
つまり「チェスト・ボイス」と呼ばれる、胸に響く声を大事に歌っていく必要があります。
なので前回のレッスンではチェスト・ボイスの強化トレーニングを幾つかお伝えしました。
(舌を「べー」っと出しての発声など)
私ももともと声が「軽い」タイプなのでチェスト・ボイスは気をつけなくちゃいけないポイントです。
声が軽いタイプは「綺麗に歌う歌」は得意ですが「パンチのある歌声」を出すには努力が必要
でも努力すれば、かっこいい歌声に近づけますよ。
現に私も訓練でだいぶ深い声が出せるようになりました。
まあ、声帯の形状などで限界はありますけどね。
(アレサ・フランクリンみたいな声はやはり黒人の持っている「厚い声帯」じゃないと難しいです)
日本人は基本的に声帯が薄めですので。
日本人離れした声を出せる歌手の「 AI 」さんは恐らく声帯がちょっと厚めなんだと思います。
あんな深い声が出せたらいいな~と憧れますが、たぶん私の声帯では無理でしょう
顔と一緒で、声にも一人一人の個性があるので
それぞれの良い所を伸ばしていけるように指導していきたいと思っています
2014年10月12日