ビブラートについて・次の3つの事を知っておきましょう

ビブラートについて・次の3つの事を知っておきましょう

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今週も月曜~水曜まではカルチャーセンターでボイトレです。

毎日、大勢の生徒さんの声の悩みや課題と向き合っています。

今日の生徒さんからも質問された「ビブラート」について、今日は詳しく書いてみます。

「ビブラート」について、とりあえず次の3つの事を知っておくとレッスンにも役に立つと思いますよ☆

 

①ビブラートって何?

「音の揺れ」です

歌の装飾として声を細かく揺らすテクニックです

ビブラートをかける事で音の響きが広がり(音自体に幅が出来る)深い響きになります

美しいビブラートの為には「一定の」揺れが重要なポイントにもなります

ビブラートは得意・不得意があって、苦労せず簡単に出来るようになる人もいれば、キャリアを積んでも苦手な人、さまざまです

 

②「ビブラート」をかける方法

息の量を変える、音程を変える、顎を使う、横隔膜を使う、手を使う、体を使う・・などなどコツを掴む方法は沢山ありますが、長くなるので、これは改めて別の機会に詳しく説明していきますね☆

腹式呼吸が出来るからビブラートが出来るわけではありませんが
腹式呼吸ができた方が息の量の調節が上手く出来るので安定したビブラートがかけられます

 

ビブラートの種類

wikipediaによると

「音楽のジャンルによっても異なるが、概ね、クラシック型(無意識音程型)、演歌型(意識して入れる音程型)、フォーク型(音量型)に分類可能と考えられる」とあります
↑頭の中が「は?」で一杯になった方に、私の解釈をなるべく分かりやすく説明しますね(笑)

「クラシック型」=無意識音程型は、音程の変化を意識せずに横隔膜の自然な揺れでかけるビブラートです

このビブラートを美しくかける為には「喉や上半身の脱力」や「腹式呼吸」がキチンと出来ていないと難しいです

「演歌型」=意識音程型は、音程の変化を意識的に入れるビブラートです
演歌の「こぶし」をイメージすると分かりやすいと思います
音程が上下に揺れるビブラートです

「フォーク型」=音量型は、音程ではなく音量(声量)を変化させて音の揺れを作るビブラートです

 

いづれにせよ「ビブラート」は歌の大切な要素なので習得できるといいですよね

習得法については、また次の機会に詳しく書いていきますね♪

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