発声は体の筋肉の使い方!
カルチャーセンター(清洲・蟹江・稲沢・勝川)のレッスンにも
おかげさまで大勢の生徒さんが来てくださっています。
皆さんにいつもお伝えしていること。
それは
「ボイス・トレーニングも運動と同じで筋肉の使い方のコツを覚えること」
自分の体のドコがどう動いて「何が起こるのか=どんな声が出るのか」
それを敏感に感じる力=「筋感覚」を磨くことが上達には欠かせません。
トレーニングをしながら「筋肉の感覚を捉える練習」も積み重ねていくこと。
それが本来の呼吸や発声を取り戻し、自分の声を磨いていく近道です♪
「カルチャーセンターかちがわ」開講当時から通って下さっている生徒さん
彼女は語学講師をされているのですが
毎回「体の筋肉の使い方と声の関係」について驚かれたり納得されたりしています。
以前に彼女からこんな感想を貰いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最初はボイトレって音階に合わせて「あーあー」と言うような発声練習が主な内容かと思っていました。
でも、ここに通って「ボイトレ」の観念がガラッと変わりました。
まるで体操教室のように、体(筋肉)使い方のトレーニングが殆どで驚きましたが
先生の指導のもとで姿勢や呼吸を整えて、筋肉の使い方のコツを掴めるようになって自分の声が変わりました。
以前よりも深い響きの声が出るようになったと思います。
レッスンのあとは体が軽くて、気持ちもスッキリして、授業でも「よく通る声が楽に出る」のを実感します。
自分1人でやっていると上手く出来ないトレーニングも先生のサポートが入ると出来るので不思議です。
想像していた「ボイトレ」とは全く違いましたが、自分の心身を良い状態に保つために今後も長く続けていきたいです。
どうぞよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こういう言葉は嬉しいです♪
彼女も感想にあげてくれていましたが
生徒さんには、まず姿勢を直してもらいます。
頭の重みを首に正しく載せて、それを背骨に落とし骨盤に伝え
上半身の重みを骨盤でしっかりと支えて
体の重心を足の裏の三点(親指の付け根の骨・小指の付け根の骨・踵の骨)に均等に落とし
上半身、とくに肩や首の力を抜いて「筋肉ではなく、骨で立つ」
この感覚を覚えてもらう為に、生徒さんには様々なワークやトレーニングをしてもらいます。
姿勢が整うだけでも、声は格段に出やすくなります。
姿勢が整ったら、次は呼吸です。
呼吸が浅い方がほんとうに多いです。
呼吸については、また改めて書いていきますね☆
2015年1月12日