ビブラートのかけ方 力技編 その➁
呼吸や音程のコントロールでビブラートがかけられない方のための
「力技」でビブラートをかける方法、その➁です^^
方法2 下顎を動かす
力技その2は下顎を使います。
まずは頬の筋肉を緩めて、下顎を落とします。
下顎に力が入っていると難しくなるので
まずは下顎を緩めて楽に落とす練習をしてみて下さい。
お風呂で湯船につかりながら溜息をついて、溜息のついでに脱力する感じで口を開けます。
子供がテレビを見ながら口をポカーンと開けているイメージです。
(この方法については、また改めて詳しく書きますね)
そんな感じに「緩んだ下顎」をガクガクと動かしながら「あー」と楽に声を出します。
舌の先は下の歯の裏あたりにフワッと付いているとGOODです。
最初はゆっくり、慣れてきたら少しずつ早くしてみます。
下顎を動かすと、それに伴って声が揺れますよね。
この方法だと
主に音量の変化 または
下顎を動かす事で起きる声帯周りの筋肉の微妙な変化によって声が揺れるかと思います。
これも感覚を掴んだら顎を動かさずに
声を揺らす事が出来るようにトレーニングしていきましょう♪
最後にひとつ。
横隔膜を使った「安定した腹式呼吸」
「下顎・喉・舌の筋肉を適度に緩めた状態」で発声すると
ビブラートっぽい声の揺らぎ(心地よい響き)は自然に生まれます。
ですので
発声の基礎=体(発声に関わる筋肉)の使い方&ブレスコントロールを習得すれば
ビブラートも自然に習得できると思いますよ☆
2016年5月21日