高音を綺麗に出すために必要な3つのこと その①
ボイトレの講師をしていると、色々な声の悩みを聞きます。
その中でも多いのが「高音が思うように出ない」という悩みです。
高い音をどうやったら綺麗に、ひっくり返らずに出せるのか?
結論から書くと
声帯を薄くする筋肉を上手に使えること
喉(首)に不必要な力を入れないこと
息を吹きすぎないこと
これらが出来るようになると綺麗な高音が出るようになります。
「高音を出すときは頑張って出さないと出ませ~ん!」
「息を沢山使わないと高い音が出ない気がします・・」
という方も多いかもしれません。
でも、そういう出し方だと
「喉を振り絞ったような声」「かすれた声」「うわずった声」
になりませんか?
じゃあ、どうしたらいいのか。
解決法を一つずつ、書いていきますね♫
まず
「とにかく高音がうまく出ない!」という方。
もしかしたら「声帯を薄くする」のが苦手かもしれません。
そういう方は
声帯を薄くするトレーニングを繰り返し行うのがおススメです。
たとえば、リップロールで高音をだす練習。
リップロールというのは、唇をプルプルさせる発声法です。
リップロールだと普段出ない高音域まで出ます。
あとはフクロウの真似で高音を出してみる。
「ほーう、ほーう」とフクロウの鳴き声ですね。
まずは出しやすい音から出してみて、だんだん高くしていくと良いですよ。
森の高~い木の上から、フクロウの鳴き声が勝手に聞こえてくる感じで
決して自分で頑張らず、適当に出した方が楽に高音が出ます。
これらのトレーニングで声帯を薄くする練習をしてから
発声してみると、たぶん普段より高音が出しやすくなっていると思います^^
「どうしても力んで出そうとしてしまう」
「息をたくさん使わないと出せない」
という方のためのトレーニングはまた改めて♫
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2016年5月26日