ビブラートのかけ方 力技編 その①
ビブラート・シリーズの3回目です♪
今までに書いた
「呼吸をコントロールする方法」がおススメですが
今回は「どちらも難しい!とりあえず力技でいいからビブラートを出してみたい!」という方のための「誰でもできるビブラート練習法」その①です。
(ビブラートは発声の基盤ができてくると、自然に出来るようになると思います)
方法1 横隔膜を両手でゆする
タイトル通り、横隔膜を揺さぶって出します。
胸の下の脇腹辺りに左右の手を置いて、小刻みに圧迫しながら「あー」と声を出してみて下さい。
声が揺れますよね?
この声の揺れが一定になるように両手で揺さぶってみてください。
一定の揺れになると美しく聴こえるので、一定のリズムで揺さぶってください。
この方法だと息の量の変化で声が揺れます。
これが横隔膜を使ったビブラートの感覚です。
手を使って横隔膜を揺さぶってビブラートをかける事が出来るようになったら
その感覚を覚えておいて、手の力を借りずに挑戦もしてみてくださいね☆
力技、その①でした♪
「力技その②」は次のコラムで。
安定した腹式呼吸で
下顎と喉の筋肉を緩めた理想的な状態で発声すると
ビブラートっぽい声の揺らぎ(心地よい響き)は自然に生まれます。
ですので
発声の基礎トレーニングを積んでいけば、ビブラートも自然に習得できると思いますよ☆
2016年5月20日