楽な呼吸と安定した声を手に入れる「姿勢」
ご訪問ありがとうございます。
ボイストレーナー&セラピストのnekoです^^
GWでお家にいらっしゃる方も多いかと思うので
ブログに書いているボイトレ豆知識をHPでも紹介していこうと思います。
まず今回は
呼吸が楽に出来るようになる
声を安定して出せるようになる姿勢についてシェアしますね。
ポイントは
・膝を緩める(軽く曲げる)
・背中も緩める(少し丸くなってもOK)
・お腹も緩める
・足の裏に体重を乗せる
・左右の足のどちらかを少し前に出す
とにかく
「背筋を伸ばしてピシっと立たない」ようにしましょう。
自分が一番「安定して立てる状態」
そして「体の自由が保てる状態」を探してみてください。
例えば
ガタガタ揺れる電車に乗っていて
自分が「つかまる吊革」がなくて
何とか自分の足で体を安定させようとしている時や
スポーツの「かまえ」の姿勢
前後左右どこにでもパッと動き出せる柔軟な姿勢です。
①「つま先」を床につけたまま
②その場で軽いジャンプを何度か行うと
上半身のチカラが抜けて、下半身が安定するので
割と理想の姿勢に近づいたりします。
そうやって「お腹周りの筋肉」だけでなく
「背中の筋肉」も緩んだ状態にしてあげると
肋骨が広がりやすくなり
肺が横(脇)や後ろ(背中)にも息が入りやすくなります。
声の原材料である「息」がしっかり入ることで
声が安定して出せるようになります。
そして、肋骨を広げるトレーニングを続けると肺活量は増えます。
まずは、自分の肋骨がどのくらい「広がるか」をチェックしてみましょう。
☆チェック方法☆
①両手を自分の脇腹の肋骨に当てる
②手で肋骨を押しながら深く吐く
③吐けたら、手を当てた場所に息を入れるイメージで吸ってみる
④どのくらい肋骨が動いたかを感じる
肋骨はどのくらい広がりましたか?
次に
①中腰になります
②目の前に大きなドラム缶があって それを両手で抱えているイメージを持ちます
③自分が息を吸うと抱えているドラム缶が膨らんでいきます(それを抱えている自分も どんどん大きくなっていきます)
④背中をぐーっと広げるイメージで両手で作っている円を大きくしていきます
⑤パンパンに膨らんだ状態で5秒キープ(ここまでずっと中腰)
⑥最後に脱力して息を吐くこれを5回位やる
これをやった後に
もう一度「肋骨の広がり具合」をチェックしてみてください。
きっと最初よりも広がるようになっていると思います。
「肋骨を広げる体操」は他にも幾つかありますが
長くなってしまうので、また別の機会に紹介します(^_-)
という訳で
「楽な呼吸」と「安定した声」に繋がる姿勢
=横隔膜が下がりやすく、肋骨(脇や背中)が広がりやすい姿勢
このことを覚えておいてくださいね♪

レッスンでは声のメンテナンスだけでなく
必要に応じて体や心のケアもさせて頂いてます。
体や心の状態が整うと、声も明らかに変わるからです。
公式ブログでは毎日
声・体・心を整える為に役立つ情報を発信しています。
GW中はなるべくHPでも発信していきますね♪
2021年5月2日